高齢者の4人に1人が認知症の人、又はその予備軍と言われています。
介護されているご家族から、認知症の方にどのように接して良いのか対応のしかたが良く分からないと話され ることがあります。
そこで今回は、講演1「尊厳を大切にしたかかわり=認知症の症状理解によって自分の心を揺らそう=」と題して、講師にオフィス藤田で看護師・研修事業部講師として働く、鹿児島県認知症指導者 古城順子氏にお話しいただきます。
また、ご高齢者から年齢を重ね「体力が落ちた」「食が細くなった」と感じると話されることを耳にします。
高齢者の場合、体力の低下や食事量の減少が続くと、介護が必要な状態に移行する可能性があります。
健康な生活を送るためには、体力の低下や栄養不足を防ぐことが重要になってきます。
講演2として「“食”のちからでフレイル予防」と題して、講師にJA鹿児島県厚生連病院 栄養管理科指導主幹 管理栄養士として現職の、鹿児島県栄養士会理事・病院協議会会長の油田幸子氏をお招きしてご高説を拝聴したいと思っております。
鹿児島県認知症ケア専門士会は、認知症ケアの専門として啓発活動やこれからの生き方・支え合い方を共に考える社会貢献活動を行いたいと考えております。
2018”世界アルツハイマーデー記念講演会
第3回単位認定研修会
これからの生き方・支え合い方を考える
講演Ⅰ 「尊厳を大切にしたかかわり 」=認知症の症状を理解して自分の心を揺らそう=
講師 : 古城 順子 先生
(鹿児島県認知症介護指導者)
講演Ⅱ 「食のちからで、フレイル予防」
講師 : 油田 幸子 先生
(鹿児島県栄養士会理事)
会場
霧島市総合
福祉センター
大会議室
古城 順子 氏
オフィス藤田 看護師・研修事業部講師
鹿児島県認知症介護指導者
プロフィール
●最終学歴
・神戸市立 看護短期大学(現神戸市立看護大学) 第一看護学科卒業
・鹿児島大学医学部 島嶼・地域ナース育成センター 2016年~履修生
●経歴
・神戸市立西市民病院 看護師 8年勤務(阪神淡路大震災にて、鹿児島へ)
・川内市医師会立看護専門学校 専門課程 専任教員 8年勤務
・平成15年4月 オフィス藤田有限会社 取締役
・グループホーム燦々(さんさん)の管理者
・上記役職を経て、人事・研修担当役員 兼 看護職員
・平成29年度より、オフィス藤田研修事業部 開設
・各種講義・講演活動の他、他事業所の社内研修等を実施
中核症状は知識としてもっていても、どの程度どのような心理的な負担があるのかを周囲の人はなかなか理解できないと思います。
しかし専門職として、また家族として、支える地域住民として自分の心を揺らして、それを察することが大切だと思います。
まずは傷ついた心を癒す、そしてその方が築き上げた人生や培った人生培った人格を尊重できたら関係性という土台ができると思います。
油田 幸子 氏
JA鹿児島県厚生連病院
栄養管理科指導主幹 管理栄養士
鹿児島県栄養士会理事・病院協議会会長
プロフィール
出身地 鹿児島県薩摩郡さつま町(旧宮之城町)
1968年 鹿児島県立短期大学家政科生活科学専攻卒
1969年 薩摩郡鶴田町(現さつま町)学校給食センター入職
1975年 鹿児島市内村内科入職
1983年 鹿児島市天保山記念病院栄養科長として入職
1996年 鹿児島厚生連病院へ名称変更
2007年 JA鹿児島県厚生連栄養管理科指導主幹
現在に至る
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